一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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RC174

1.分科会名称

(社)日本機械学会 研究開発推進センター(設立準備室)

『低炭素含酸素型新燃料とその高効率利用技術に関する研究分科会』
2.主査名

梶谷 修一(茨城大学工学部機械工学科)
3.設置期間

1999年6月~2001年5月
4.活動目的・内容

地域社会のみならず地球規模での環境保全には化石燃料と同様、新型燃料の高効率利用と極限低排気を 実現する燃焼技術、直接エネルギー
変換技術が不可欠である。同時に我が国のエネルギー・セキュリティの観点 から新燃料の戦略的選択が必須である。新燃料は限られた動力源の
燃料ばかりでなく、汎用性を有する方がその導入は容易となる。当然、新燃料は従来の燃焼技術のみならず、その燃料の特質に応じ低環境特性
と高効率性を両立させる必要がある。
そこで本研究分科会では、この様な必要性に鑑み、石油に代わる低炭素含酸素型新燃料(DME及びMeOH) を主対象とし、高効率性、低公害性を
同時に実現する燃焼技術、直接エネルギー変換技術及び環境循環性(リサイクル可能性)や汎用性、製造プロセスを含めた評価を実施する。
低炭素含酸素型新燃料の低公害性、高効率性及び安全性を実現するには既存の燃焼技術の援用のみでは 不可能である。燃料特質に応じた基
礎的、具体的な燃焼技術、直接エネルギー変換技術の知見が必要である。かかる研究の成果は我が国の環境問題・エネルギー問題に関連し、新
たな産業創生と持続的発展に寄与する。
環境問題の解決なくして持続的経済発展は望めず、関連企業及び研究者の技術的関心は高いと考える。本研究の推進にあたっては新燃料に関
する基礎から応用にわたる幅広い知見を集約する必要がある。 このため研究者は基礎研究を中心に行い、企業側はその成果に対する応用のため
の検討、評価、研究の方向性に関連して適切な情報提供を行う事で産学共同研究の実をあげる。
5.参加負担金額(年間)

40万円
6.問合せ先

分科会幹事 後藤新一(機械技術研究所燃焼工学課)
TEL (0298)58-, FAX (0298)58-7275
E-mail  goto@mel.go.jp

金野 満(茨城大学工学部機械工学科)
TEL.(0294)38-5037, FAX.(0294)38-1229
E-mail konno@mech.ibaraki.ac.jp