1DCAEスクール:第3回(2020年度):ワクワクをデザインする
2020年10月22日 - 2020年10月23日 | 設計工学・システム部門オンライン開催講習会主催No.20-38
[企 画] 設計工学・システム部門
[協 賛] 日本計算工学会,日本設計工学会,日本シミュレーション学会、自動車技術会、電気学会、日本伝熱学会、日本画像学会
[開催日] 2020年10月22日(木),23日(金)
[趣 旨]
今回は“ワクワクをデザインする”をテーマに開催する。1日目は、デライトデザイン概論(ワクワクデザインを行うための考え方、手法)、価値共創のための体験設計手法、価値、機能と形の間の橋渡しをするAshby法について講義する。2日目は1日目の講義を受けて、 デザイン演習:ワクワクをデザインする をグループに分かれて実施する。本講習により、デライトデザインの考え方、手法を修得するとともに、その適用方法を体得、実設計に役立てることが可能となる。
なお、第4回は2021年1月21日(木)、22日(金)に開催を予定している。
[プログラム・題目・講師]
1日目(22日)
1. 10:00~12:00 「講義1:デライトデザイン概論」
ひとの琴線に触れる(ワクワクする)製品をデザイン手法であるデライトデザインについて、その目指すところ、考え方、手法を、具体例を交えて紹介する。
明治大学 大富浩一
2. 13:00~15:00 「講義2:価値共創のための体験設計手法」
製品開発の最初の段階で製品価値を発見、定義するために、経験価値を体験設計する手法について紹介、この価値は1DCAEの機能の実現に継承される。
ホロンクリエイト 高橋克実
3. 15:00~17:00 「講義3:Ashby法入門」
価値、機能から形(概略形状、材料選定)に移行するプロセスは、その後の3次元設計を効率的に実施する上で重要であり、このためのAshby法について解説する。
明治大学 大富浩一
2日目(23日)
『 デザイン演習:ワクワクをデザインする 』
グループに分かれて、下記の 一連のプロセスを演習形式で講義する。
明治大学 大富浩一
ホロンクリエイト 高橋克実
金沢工大 福江高志
Modelica Association 平野 豊
1. 10:00~12:00 「デザイン演習1: 価値を考える 」
「行為」を起点に、体験設計手法により、製品価値を発見、定義する。
2. 13:00~15:00 「デザイン演習2:機能を考える」
製品価値を起点にこれを具現化する機能を考え、製品をイメージする。
3. 15:00~17:00 「デザイン演習3:形を考える」
機能を起点にその実現方法(機能⇒形)を考えて、その実現プロセスを定式化する。
[留意点]
当日はZoomを使用します。Zoomの使用方法等につきましては別途ご案内いたします。
また、デザイン演習で一部、Modelicaを用いて定式化を行います。可能でしたら、OpenModelicaを事前にインストールしてください。インストール方法等につきましては別途ご案内差し上げます。
[定員] 40名