一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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VE/VRを用いた設計・開発・ものづくりの新しい検討手法の紹介

2026年1月16日 - 2026年1月16日 | 設計工学・システム部門ハイブリッド開催若手CP対象設計技術-基礎講習会No.25-142

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

VE/VRを用いた設計・開発・ものづくりの新しい検討手法の紹介

【開催日時】
2026年1月16日(金) 13:00~17:35

【開催形態】
ハイブリッド開催(オンラインはZoom利用,対面会場は日本機械学会会議室)
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
https://www.jsme.or.jp/about/about-jsme/access/
◆参加費のご入金が確認出来た方には,開催3日前を目途に,ZoomミーティングIDとパスワード・当日用資料について,お申し込み時のメールアドレス宛へご連絡します.

【協賛】
自動車技術会,精密工学会,日本設計工学会,日本計算工学会,日本シミュレーション学会

【趣旨】
デジタルトランスフォーメーションの導入およびその加速の話題、それに関連するDigitalビジネスの動きや新しい開発/ものづくりの話題等が毎日,聞こえてくる昨今です。いろいろな分野の技術、社会基盤を連携させることにより、より機能的、より効果的な社会システムの成長がありました。その中でも、モノづくり、設計を中心とするエンジニアリングは形状をデジタル化した3D設計基盤、データ活用のPLMを中心としたデータ連携技術、計算基盤の成長等、デジタル基盤の成長無くして語ることができない状態です。「距離/時間/要素を同一の場」で共有検討できる共通の3Dデータ環境としてVE(Virtual Engineering)、VR(Virtual Reality)がその中でも中心技術として加速展開しております。ただし、5年前の2020年5月に経産省より発表された“ものづくり白書”には「我が国の製造業では3Dによる設計が未だに普及しておらず,バーチャル・エンジニアリングの体制が整っていない.不確実性が高まり,製造業のダイナミック・ケイパビリティの重要性が増している中で,このバーチャル・エンジニアリング環境の遅れは,我が国製造業のアキレス腱となりかねないと言っても過言ではない」と記述され、その課題状況は継続中と言えます。デジタルソリューションの活用による設計・開発・ものづくりの新しい変革への危機感を持った動きが活発になってきました。
機械学会 設計工学システム(D&S)部門では2013年以来、今年度で13回目となりましたがCAD/CAM/CAE/PLM/Data流を駆使する“VEとVR(Virtual Reality)の動向と活用検討”を講習会で紹介して来ました。時代の動きも含めて説明を行う予定です。

参 考 : 日本機械学会技術と社会部門ニュースレターより
世界の図面変革に遅れる日本の状況と「空気を読む」習慣https://www.jsme.or.jp/tsd/news/newsletter47/47no05.pdf
日立総研レポートより
バーチャルエンジニアリングのもたらす産業革新
https://www.hitachi-hri.com/research/contribution/file/Vol17-2-3.pdf
2025年より製造業のデジタル支援のため、DX目的、普及課題、実際のCAE活用技術等を説明したデジタル創工房を立ち上げYouTube上に動画コンテンツを公開中です。
Webpage : https://akir15.wixsite.com/soukoubou   (仮)
YouTube : https://www.youtube.com/@Digital_SKB

【プログラム】

司会:理化学研究所 内田孝尚

1. 13:00~13:55 「VR からメタバースへ」

東京大学名誉教授 廣瀬通孝

内容:
メタバースをはじめとするリアルとバーチャルの境界領域に存在する一連の技術群が今後ひきおこすであろう社会変革は,いわゆるインダストリー4.0 の概念よりもずっと広汎なものである.本講演では メタバースの現状と将来についてまとめた上で,機械工学を中心とする産業構造の在り方や方向性について,具体的事例を交えて考えてみたい.

2. 13:55~14:50 「バーチャル環境における空間認知と生体反応」

東海大学 副学長 情報理工学部 情報メディア学科 教授 濱本和彦

内容:
人が無意識に行っている環境内での行動,例えば「手を伸ばしてモノを掴む」「上体をひねって隙間を通る」「足を上げて障害物を避ける」などは,環境と身体の相互作用で生じる「生態学的認識(または認知)」と呼ばれる.
デジタルツインをトレーニングなどに活用する際にはバーチャル環境内で現実環境と同じ「生態学的認識」が得られることが重要である.
本講演では,バーチャル環境と現実環境における生態学的認識の違い,それを同等とするための考え方について報告する.併せてVR酔いに代表されるバーチャル環境内での生体反応についても述べる.

休憩 14:50~14:55

3. 14:55~15:45 「プレス/ホワイトボディ・シミュレーションベンダーからみた日本企業におけるVE活用の世界との違いと競争優位性を考える」

オートフォームジャパン株式会社 代表取締役社長 鈴木 渉

内容:
自動車業界は100年に1度の変革期と言われる.このような大きな変化は脅威として捉えられることが多いが,新たな成長の機会としなければ生き残ることができない.競争に打ち勝つためには他社に先んじて変化に挑戦し競争力を獲得する必要がある.事実として脅威となる中国企業の躍進は目覚ましく,QCDにおけるDelivery重視による中国国内市場シェア獲得から世界市場での覇権を取るべくDeliveryに加えてサプライチェーンを含むデジタルツール活用によりQualityの同時成立を図っている.デジタルツール活用が遅れていると言われる日本企業との比較を行い日本企業がこれからを勝ち抜く競争優位について考える.

4. 15:45~16:20 「データドリブン・マニュファクチャリング時代の進行と日本の課題」

理化学研究所 研究嘱託 内田孝尚

内容:
新しい開発/ものづくりの動きは今から20年ほど前,大きく舵を切っていたと思われます.その動きは全世界的に,3D/Digital/Virtualを用いた新しい設計/開発/ものづくり環境への移行に繋がりました.営業,ユーザーも含めた「距離/時間/要素を同一の場」としたVE(Virtual Engineering)環境の加速展開が進みポテンシャルの高い製品アウトプットが始まった.と同時にそのデジタルデータを用いたビジネスの変革が拡がっている.欧州で製品を示す形状,パフォーマンス,来歴などのデジタルデータを用い無形資産保証のための規制となるDPP(デジタル製品パスポート:Digital Product Passport)実施のためのESPR法(Ecodesign for Sustainable Products Regulation)が成立する予定です.このDPPは製品の環境への影響や持続可能性に関する情報を提供するための仕組みであり,各製品,各部品に設定されるマイナンバーのような扱いとなります.デジタル基盤の変革がビジネス変革に繋がっている.それらの変革も含め、世界のVEの動きを説明したい.

休憩 16:20~16:25

5. 16:25~17:15 「デジタルツイン〜電気設計のAI化」

EPLAN JAPAN 代表取締役 井形哲三

内容:
製造機械,生産設備において新規製品を開発する際は,メカサイドでの仕様決定から始まり,制御盤はその全体のシステムをコントロールする要の装置である.自動化ラインなどのFAオートメーションは機械設備設計の設計変更などに伴うシステムの再構築で,制御盤の変更,修正(制御盤の位置,大きさ,配線などの変更)は大きな労力を必要とする.今回は2025年ハノーファーで紹介されたEPLANAIを使った制御盤設計から製造までの自動化のトレンドについての対応などを説明する.また,デジタルツインを通じてメカエレ3D化と製造プロセスを連動する事で,制御と機械の連動が可視化も可能となり,無駄な変更,手戻りも防ぐことができ製品およびシステムの完成度と納期が短縮される.本発表では,電気設計から制御盤製造の3D+AI化を紹介する事で,今後の3D電気設計の現状と将来像を紹介します.

6. 17:15~17:35 「本日のWrap Up」

理化学研究所 研究嘱託 内田孝尚

内容:
・質疑応答&まとめ

【定員】
現地15名,オンライン定員無し.
現地参加の希望は先着順とさせていただきます.

【参加費(税込)】
正員・特別員(行事参加割引コード利用)・協賛団体一般10,000円,
正員(継続特典)・大学院生の会員(正員)・学生員・協賛団体学生5,000円,
会員外15,000円,一般学生7,500円.

◆学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,学生員価格にて講習会にご参加いただけます.お申し込みの際,「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」にご記入ください.

◆大学院生の会員(正員)の方は「学生員」を選択し,「通信欄」に所属大学院名,課程・学年をご記入ください.

◆特別員(法人会員)で参加される場合,「行事参加料割引コード」のご利用で参加費は正員価格となります.お申し込みの際、「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.

◆「特別員行事参加無料券」のご利用で,参加費は無料となります.「特別員(無料券利用)」としてお申込みの上,以下の担当職員まで「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
一般社団法人日本機械学会 設計工学・システム部門担当 秋山宛

◆協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し,「会員番号」に協賛団体会員番号,「通信欄」に協賛団体名をご記入ください.

【教材】
上記参加費には教材1部(DL版)代金を含みます.なお教材(DL版)のみご希望の方は,行事終了後,1部につき会員2,000円,会員外(協賛団体会員含む)3,000円(いずれも税込み価格)にて頒布いたします.ご希望される方は1/30以降に下記ページよりご購入下さい.
https://www.jsme.or.jp/publication/event-pub/

【申込締切】
1月9日(金)

【申込方法及び注意事項】
Payventより受付
URL: https://app.payvent.net/embedded_forms/show/68cc9bfd26d49b2690094060

■聴講料は,1月9日(金)までにご入金をお願いします.

■聴講料のお支払いには,クレジットカード(Apple pay,Google pay含む)・銀行振込のいずれかがお使いいただけます.

■銀行振込の際の振込手数料は各自でご負担いただきます.予めご了承ください.また,振込先の口座は申し込みごとに異なり,他の申し込みとまとめてのお支払いは出来かねます.

■銀行振込でのお支払期限は,原則としてお申し込みから3日以内です.ご入金が確認出来ない場合,こちらでキャンセル処理をさせていただきますのでご了承ください.

■お申込内容は,Payventより配信されるお申し込み完了メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は「payvent.net」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.

■原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.

【領収書】
■領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます.ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します.(こちらに氏名を入力しますと,宛名に氏名が重複しますのでご注意ください)

■領収書はPayventからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます.

【問い合わせ先】
設計工学・システム部門担当 秋山 宗一郎/TEL:03-4335-7613/E-mail: akiyama@jsme.or.jp

会場
日本機械学会
会場URL
https://www.jsme.or.jp/about/about-jsme/access/
申込締切
2026年1月09日

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