一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会「よく分かる材料力学」 ―設計・生産技術者のための基礎講座 第8回―

2010年9月13日 | 材料力学部門講習会No.10

最近は3次元CADと有限要素法を組み合わせたCAEによって,機械・機器・装置の設計効率を高める試みが日常となりつつあります.このこと は,一人のエンジニアに幅広い知識を要求することになり,その結果,材料の強度を専門としてこなかった設計者が強度についても検討しなければならない状況 になっています.また,CAEはコンピュータを扱うことから,比較的若いエンジニアに託される傾向にありますが,機械工学という学問領域は多岐にわたるた め,現在必要とされる知識が学生時代に修得したものと一致しない場合もあります.こうなると,独学でそれらの知識を修めなければなりません.特に有限要素 解析においては情報を入力すれば必ず解が得られるという利便性がありますが,その解の妥当性を検討するためには材料力学,弾性力学や破壊力学等の知識が欠 かせません.ちょっとした境界条件の相違で解が大きく変わることは,しばしば経験することです.つまり,これらの学問体系をある程度修得しておかなけれ ば,知らないうちに設計ミスを犯す可能性を秘めているのです.
本講習会は独学でこれらの知識を習得しようと考えていたエンジニアの助けになるものです.講師は現役の大学教員で材料力学を担当している方々 です.大学の講義ほど十分な時間は取れませんので,この講習会がこの分野の学問を勉強するためのきっかけ(導入)となるように配慮しました.「学生時代に 材料力学は苦手だったけれど…」,「当時はいったい何の役に立つのか分からなかったけど,こんなことになるなら….」等,もう一度,材料力学を勉強したい (しなければならない)エンジニアの方々のご参加をお待ちしています.

【題目・講師】
(司会:青山学院大学 米山 聡,首都大学東京 坂井建宣)
10.00-10.50/(1)応力とひずみ,不静定問題,熱応力
 「応力」とは何か「ひずみ」とは何か,不静定問題と熱応力を例に応力が発生するメカニズムを述べる.
東京電機大学情報環境学部 教授 新津 靖
11.00-11.50/(2)はりの曲げ応力,はりのたわみ,その1
 弾性梁(はり)における曲げモーメントとせん断力のつりあい,曲げ応力・曲げひずみ等について述べる.
信州大学工学部 教授 荒井政大
13.00-13.50/(3)はりの曲げ応力,はりのたわみ,その2
 弾性梁(はり)におけるたわみの微分方程式の解き方について,基本的な静定問題を中心として例題演習を行う.
信州大学工学部 教授 荒井政大
14.00-14.50/(4)棒のねじり,座屈,その1
 棒がねじりトルクを受けるときの,変形の仕方と力のかかり具合について述べる.
大阪府立大学工学研究科 准教授 石原正行
15.00-15.50/(5)棒のねじり,座屈,その2
 はりが圧縮荷重を受ける時に生じる座屈現象と,その設計手法等について述べる.
大阪府立大学工学研究科 准教授 石原正行
16.00-16.50/(6)組合せ応力,応力・ひずみの座標変換,不変量
 モール円と2次元組合せ応力・ひずみの座標変換,3次元応力の座標変換と応力の不変量,相当応力等について述べる.
東京電機大学情報環境学部 教授 新津 靖

【教材】
教材のみご希望の方には,1冊につき会員2 000円,会員外3 000円にて頒布いたしますので,代金を添えてお申し 込み下さい.講習会終了後発送いたします.なお,本講習会終了後は教材を販売いたしません.入手ご希望の方は本行事にご参加いただくか,または下記の方法 にて開催前に事前予約申込みをお願いいたします.

【その他】
本講座では大学学部教養課程で修得する微分・積分に関する基礎知識を必要とします.また,演習の際に,べき乗や対数の計算ができる電卓が必要 となる場合がありますのでご持参下さい.なお,本講座は2009年9月7日(月)に行われたNo.09-67講習会「よく分かる材料力学-設計・生産技術 者のための基礎講座 第6回-」と同じ内容です.
(担当職員 高橋綾)

会場
日本機械学会 会議室
[東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階/電話(03)5360-3500/JR総武線「信濃町」駅徒歩1分]
会場URL
http://www.jsme.or.jp/gakkai.htm
参加登録費

会員13 000円,会員外23 000円,学生員2 000円,一般学生3 000円
いずれも教材1冊分代金を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕がある場合,当日受付 をいたします.なお,聴講券発行後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.

問い合わせ先

下記申込ボタンよりお申込下さい。

【定員】
60名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

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