一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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「応力・ひずみ測定の基礎と応用」

2011年1月17日 - 2011年1月18日 | 材料力学部門講習会No.10

【趣旨】
機械や構造物の設計においては,安全性を十分に確保する必要があると同時に,軽量化や低コスト化が求められています.形状や境界条件が複雑な部材の応力やひずみを,材料力学や弾性学の知識のみで知ることは非常に困難です.現在は有限要素法などの数値計算法による応力・ひずみ解析が主流ですが,境界条件が複雑な問題などにおいては,得られた結果が実際とどの程度合致しているか疑問が残ります.そのため,実際に機械や構造物に作用している応力やひずみを正確に測定することが重要です.
 本講習会では,技術者や研究者の方々を対象として,ひずみゲージを用いた測定法の基礎から,動的な測定法,特殊な環境下での測定法,光や画像処理を用いた方法など,種々の応力・ひずみ測定法の基本的な原理や特徴,さらには応用例について解説します.また,一部の方法については計測デモンストレーションを通して理解して頂きます.この分野の業務に携わっている技術者・研究者の方々はもちろん,学生の方々,機械や構造物の安全性に関心のある方々の参加をお待ちしています.

【題目・講師(1日目)】
(司会:青山学院大学 米山 聡)
9:30-9:45/(1)応力・ひずみ測定の概要
応力・ひずみ測定の目的や各種測定法の概要について解説する.
豊橋技術科学大学 足立忠晴
9:50:12:00/(2)ひずみゲージを用いたひずみ測定の基礎(デモンストレーション付)
電気抵抗ひずみゲージによる測定の基本原理(ひずみゲージの基礎・特性,ブリッジ回路など)や,各種ひずみ測定器,測定精度の向上(温度補償,各種ノイズ対策など),多点ひずみ測定,主ひずみ算出法(ロゼット解析)などの測定実務に密接に関わる具体的な技術について,デモンストレーションを交えながら解説する.
(株)東京測器研究所 渡辺智美
13:00-14:00/(3)動的ひずみ測定の基礎と応用
動ひずみ計を用いた動的ひずみ測定法の原理や測定器,その他種々の動的応力・ひずみ測定法を紹介し,それらの応用例について解説する.
豊橋技術科学大学 足立忠晴
14:10-15:10/(4)光干渉を用いた微小変位・ひずみ測定I(スペックル干渉法)
スペックル干渉法を用いた変位・ひずみ測定法の基本原理や光学系の組み方,データ処理方法などの基礎とその応用について解説する.
福岡県工業技術センター 内野正和
15:20-17:00/(5)光干渉を用いた微小変位・ひずみ測定II(光の干渉と画像処理)(デモンストレーション付)
デジタルホログラフィ干渉法を用いた微小変位分布およびひずみ分布計測方法を中心にして,画像計測で用いる画像処理方法(特に縞画像の位相解析手法)について,デモンストレーションを交えながら解説する.
和歌山大学 藤垣元治

【題目・講師(2日目)】
(司会:首都大学東京 坂井建宣)
9:10-10:50/(6)熱弾性法による応力測定(デモンストレーション付)
赤外線サーモグラフィを使用して非接触で応力分布を可視化する方法についてデモンストレーションを交えて解説する.
(株)ケン・オートメーション 矢尾板達也
11:00-12:00/(7)デジタル画像相関法による変位・ひずみ測定
デジタル画像相関法による二次元および三次元表面変位・ひずみ測定法について,基本的な原理と応用例を解説する.
青山学院大学 米山 聡
13:00-14:20/(8)モアレ法による微小変位分布測定の基礎原理とその応用(デモンストレーション付)
サンプリングモアレ法による二次元および三次元表面変位分布測定法について,基本的な原理と応用例を解説する.
東北大学 李 志遠
14:30-15:30/(9)音弾性法を用いた残留応力測定
音弾性法を用いた応力測定の基本原理や超音波探触子などの機器について述べ,圧延鋼板材の残留応力測定への応用例について解説する.
和歌山大学 村田頼信
15:40-17:00/(10)特殊環境下におけるひずみ測定
特殊な環境(高温,低温,水中,高圧など)におけるひずみ測定法とその応用例を解説する.
日本工業検査(株) 高山博光

会場
日本機械学会会議室
〔東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階/電話(03)5360-3500/JR総武線「信濃町」駅徒歩1分/〕
会場URL
http://www.jsme.or.jp/gakkai.htm
参加登録費

会員20 000円,会員外40 000円,学生員4 000円,一般学生6 000円
 いずれも教材1冊分代金を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕がある場合,当日受付をいたします.なお,聴講券発行後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.

【教材】
教材のみご希望の方には,1冊につき会員2 000円,会員外3 000円にて頒布いたしますので,代金を添えてお申し込み下さい.講習会終了後発送いたします.なお,本講習会終了後は教材を販売いたしません.入手ご希望の方は本行事にご参加いただくか,または上記と同様の方法にて開催前に事前予約申込みをお願いいたします.

問い合わせ先

本会ホームページhttp://www.jsme.or.jp/kousyu2.htmよりお申し込みの上,聴講料をご送金下さい.FAXによるお申し込みの場合には,行事申込書http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htmに 必要事項を記入し,FAX〔(03)5360-3507〕までお送り下さい.
(担当職員 高橋 綾)

【定員】
60名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

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