講習会 大気汚染の最新の状況 -エンジンシステムからのエミッション低減による大気質改善の現状と将来展望-
【協賛】自動車技術会,石油学会,日本燃焼学会,日本内燃機関連合会,
日本マリンエンジニアリング学会、大気環境学会〕
【趣旨】
大気質の改善を目的に,自動車用エンジンをはじめ各種のエンジンシステムからの排出ガス規制が強化されてきた結果,次第に環境改善が進んできています.大気質の最近の状況と自動車排気との関係,光化学オキシダントの増加や越境汚染,PM2.5や二次粒子といった最新のトピック,舶用機関のエミッションの影響,今後の大気質の改善の見込みと将来展望といった課題について,専門分野の第一線でご活躍の方々を講師に招き,わかりやすく解説していただきます.エンジンシステムからのエミッションを低減させなければならない理由や,大気質に及ぼす様々な要因,大気質改善の現状と将来への展望について学ぶことができる良い機会です.是非ご参加ください.
【題目・講師】
10.05‐10.10/挨拶
10.10‐11.10/大気質の最近の状況と自動車用エンジンシステムのエミッション低減による改善効果
(独)国立環境研究所 社会環境システム研究領域 小林 伸治
11.20‐12.20/広域大気における光化学オキシダント濃度の増加とアジア諸国の現状および越境大気汚染
(独)海洋研究開発機構 地球環境変動領域 山地 一代
(12.20‐13.30 昼食)
13.30‐14.30/新たな大気環境基準PM2.5とその環境動態および二次生成粒子の寄与
埼玉県環境科学国際センター 大気環境担当 長谷川 就一
14.40‐15.40/ 舶用機関からのエミッションが大気質に及ぼす影響
日本工業大学 工学部ものづくり環境学科 石田 武志
15.50‐16.50/シミュレーションによる都市大気質改善効果の予測と将来展望
(財)日本自動車研究所 エネルギ・環境研究部 伊藤 晃佳
16.50‐17.00/閉会挨拶