日本機械学会サイト

目次に戻る

2018/1 Vol.121

【表紙の絵】
「心ウキウキゆかいな
メロディーメーカー」
吉川 知里 さん(当時9 歳)

前にテレビで見た“日本の町工場で作られたネジや部品が世界で使われている”という話をきっかけに考えていた機械です。
ドアの開閉の力で歯車が動き、その時その気分にあった音楽が流れてきます。
朝は1 日を元気に過ごせるようなやる気の出る音楽、夜は1 日の疲れをとってくれる優しい音楽、
悲しいことがあった時は、なぐさめてくれます。
荷物やお手紙が届くとお知らせチャイムが流れます。

バックナンバー

論文アクセスランキング

学術誌とオープンアクセス

第95 期編修理事会

日本機械学会は2006年に英文誌のJournal of Fluid Science and Technology、Journal of Thermal Science and Technology を創刊して以降、部門が編修主体となる11 の英文誌をJST(科学技術振興機構)のJ-STAGE に無料で公開し、2011年には和文誌の日本機械学会論文集A 編、B 編、C 編をJ-STAGE での無料公開を開始した。その間、英文誌を主とした学術誌の再編議論を進め、2014年1月から新学術誌として公開を始めた。本会の学術誌はJ-STAGEでの無料公開を原則とし、現在も無料で論文の公開を行っている。

オープンアクセスとは

本会の学術誌はオンライン上でいつでも閲覧可能となっており、過去約80年分の論文がJ-STAGEで無料公開されているが、一般にこの状態のことをオープンアクセスと称している。オープンアクセスが何を指すのかは明確に定義されてはいないが、2002年に公開されたBudapest Open Access Initiative(BOAI)(1)のオープンアクセスの定義が広く引用されている。BOAIによると、オープンアクセスの定義は、「インターネット上で無料で利用可能で、閲覧やダウンロード、コピー、配布、印刷など、合法的目的のための利用が、インターネットへアクセスする以外の財政的、法的または技術的な障壁なしに誰にでも許可されること」としている。

本会学術誌はJ-STAGE で無料で利用可能となっているが、法的な障壁について、特に「著作権の譲渡」が日本の学術誌の特徴となっている。日本の学術誌では、投稿先に著作権を譲渡することが慣例となっていることが多く、本会においても、同様である。しかし、本会学術誌の投稿規定(2)では、論文執筆者本人または共著者が投稿原稿あるいは掲載された論文の一部を利用する場合は利用許諾の必要がなく、第三者が利用する場合でも、許諾申請は必要なものの、著作権使用料を請求していない。

会員ログイン

続きを読むには会員ログインが必要です。機械学会会員の方はこちらからログインしてください。

入会のご案内

パスワードをお忘れの方はこちら

キーワード: