柔軟媒体ハンドリング技術及び応用プロセスに関する事例報告会
現在では日常生活において,複写機,プリンタ,ATM等のオフィス機器や省力化機器は大変重要な製品となっています.また最近では,次世代の 太陽電池や有機EL照明の製造に,プリンタの技術を用いて低コストに製造しようという取り組みも盛んになってきています.これらの製品や製造装置では,紙 やシート,あるいはフィルムといった柔軟媒体のハンドリング技術が活用されていますが,日本で取組まれている柔軟媒体ハンドリング技術は世界的にも大変高 いレベルにあります.しかしながら,製品や製造プロセルの信頼性向上のためにはまだまだ多くの解決すべき課題があります.本特別講演会では,これまで行わ れてきたプリンタや複写機で取り扱われるカット紙のハンドリング技術や,太陽電池や有機EL照明製造を目指した応用プロセス技術を,それぞれの専門家から 分かり易く紹介していただきます.
【プログラム】
1.柔軟媒体搬送の将来性について
橋本 巨(東海大学)
2.ウエブ巻取りシミュレーション(巻きずれについて)
矢鍋重夫(長岡技術科学大学)
3.オーバーラップ分離機構における突入抵抗力の計算例
三山敏史(日立製作所 機械研究所)
4.【特別講演】プリンテッドエレクトロニクスの新展開
染谷隆夫(東京大学)
詳細は http://www.jsme.or.jp/iip/ でご確認ください.